安来節演芸館

当園から車で約20分

全国的に“どじょうすくいの唄”として知られている、島根の代表的な民謡「安来節」。

元禄年間にその原型が生まれ、江戸時代末期にはさまざまな歌の影響を受ける形で完成へと至った後、明治期〜大正期にかけて大きな飛躍を遂げました。

2016(平成28)年に、『出雲國たたら風土記～鉄づくり千年が生んだ物語〜』が文化庁より日本遺産に認定されていますが、安来節もその構成文化財のひとつとして数えられています。

安来節演芸館は、そんな安来節の殿堂として2006(平成18)年1月に開館したもので、桟敷席をイメージしたホールにおいて、生の安来節を楽しむことができるほか、どじょう料理を中心とした食事処や安来名産品を扱う土産処も併設されており、山陰観光の中継拠点として利用することができます。

なお、2023(令和5)年から休館となっており、2024(令和6)年4月からの再開が見込まれています。