皆生温泉
当園から車で約25分
JR山陰本線米子駅からおよそ5km離れた弓ヶ浜半島の東端。その東西1km、南北400mという狭いエリアに、大型ホテルを含む20ほどの宿泊施設が集積する温泉街が皆生温泉です。日本海に面するロケーションでありながら、中国地方最高峰の大山も眺められるという景観の良さや、全体の収容規模の大きさもあり、山陰では最大級、かつ山陰を代表する温泉地として知られています。
温泉は1900年、皆生海岸の浅瀬に湧出する熱湯を漁師が発見したことから始まりました。海に面した場所であることも大きく影響していますが、泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物泉という食塩泉で、源泉最高温度は83度に達します。
皆生は“かいけ“と読みますが、もともとは戦国時代末期に「海池」と名付けられ、江戸時代末期に現在の皆生に改名統一されたものだといいます。さらに伝承では、『出雲・稲佐の浜から泡となって流れた魂が海岸に流れ着き、新しい身体と心が蘇生され、みな生まれ変わり、このことから「皆生」と呼ぶようになった』という逸話も残されています。いずれにせよ、温泉という身体と心を癒してくれる場所として、なんともぴったりな名前なのかもしれません。
スポット名 | 皆生温泉 |
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所在地 | 鳥取県米子市皆生温泉 |
電話番号 | 0859-34-2888 (皆生温泉旅館組合) |